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とある日常風景。いや、非日常なんだけど日常というか。 休み時間、特に長い昼休みというのはお弁当食べて談笑したり外で軽く運動するもの。 部活に入ってない生徒にとってはそれが当たり前だろう。無論、ここもそうなのだが・・・ なにやら柔道場でドシンバシン。誰かが豪快に投げられている音がする。 今日は柔道部の昼の練習は休みである。部の人間にとっては迷惑極まりないのだが週三回は休みなのである。 理由は上からの圧力。つまり、有名な苓紗さんが貸しきっているのであった。誰も文句を言えない、そんな状況。 そういう状況に立たされているのはもう一人いたりする。誰がなんと言おうと紅零君。たった今投げられ続けている冴えない君である。 制服のまま組み合っているのもどこかおかしいのだが、よりおかしいのは二人の身体である。 かれこれ二十分。どちらも投げ続け投げられ続けなのにも関わらず汗一つかいてもいない。 「次ラストー」 「急所は外してよ・・・?」 「ヤダ」 スパーンと。そんな音は聞こえはしないのだが表現するならそれが一番あっていると思う。 見事な内股で一本。かけられた紅零君は大事なところを押さえつつ泣く。これもいつも通りなのである。 「外してって言ったのにー・・・」 「今まで外したことある?」 「・・・・・・・・・」 ないから困りものである。ちなみに若干ずらしたほうがかけやすいと思う。・・・まあかけられないこともないのだが。 「しくしくしく」 「何女々しいことやってるのよ。ほら、昼休み終わるわよ?」 「・・・ごはんー」 「知らない。今から学食言っても間に合わないよね。あ、私のあげないから。」 「・・・ぁぅー」 この意地悪なところも何とかして欲しい、と紅零はいつも思っている。治るはずがないのは承知で。 ちなみにこれは毎回のことである。つまり、紅零君は週五回の学校生活の中で週三回昼飯抜きなのである。 「あ、それと」 「・・・今度は何さー」 「ちょっと放課後付き合ってよ。行きたい場所あるから。」 急な付き合い指令も毎度のこと。それはそれでいいのだが・・・ その何か企んでるような笑みはやめてくれないか、とは決して言えない。 「もちろん、啓華も一緒だからね?」 「・・・しくしくしくしくしくしく・・・」 これで今日は逃げられなくなった。いつものことだけれども。 「で、何でこんなところにいるのさ・・・!?」 「決まってるでしょ?探検に決まってるじゃない」 苓紗には貴族らしさというのが根本的に欠けている。誰よりも庶民っぽい行動をするのである。 「いいじゃない紅零。別に幽霊が出るとは限らないでしょ?」 で、それに同調する啓華。もう最強にいいコンビなのである。他人から見ればトリオなのだが。 しかしここは最近テレビで心霊スポットとして紹介されていた場所ではなかったか・・・? 「ぅー・・・苓紗、またテレビ見て感化されたんじゃ・・・」 「五月蝿い黙りなさい。いいじゃない別に。私だってドキドキしたいのよ」 この発言も毎度。そして紅零がヒイヒイ言ってるのを見て笑っているだけなのである。 「とりあえず行きましょ。どうせ何もでないんだし」 苓紗を先頭に啓華、紅零の順番で進む。これは序列を表してたりもする。 心霊スポットとしてはお決まりの廃棄マンション。 十年ほど前に火事が起こり、死者30人超という悲惨な結果になった場所だ。 その中には紅零の友人も含まれている。故に、紅零にとっては嫌な場所でしかないのだ。 もちろん、このことは当時から付き合っている人物しか知らない。苓紗も啓華も知らない事実である。 立ち入り禁止の看板などお構いなしにずんずん進む苓紗一行。何事も遠慮しないのが彼女である。 まあ若干遠慮しすぎる紅零といいコンビなのは必然なのかもしれない。 外装はそれなりに残っているものの内部は凄惨なものであった。階段や壁には所々穴が開き、ドアは溶けてひん曲がっている。 火事の凄まじさが嫌にでも理解しうる状況である。そしてとある部屋の前に立ったとき――― 「・・・ん?何か聞こえないかしら?」 と、啓華が言った。その部屋とは偶然か必然か、紅零の友人が住んでいた部屋だった。 「そう?私には何も聞こえないけど・・・」 「ボクも・・・」 気のせいじゃないの?という苓紗に対し、 「いえ、確かにここから聞こえたの。ちょっと入ってみましょ?」 誰の返事も待たずにドアを蹴り、吹っ飛ばす啓華。 と、確かにそこには何かいた。足がない人型。つまり幽霊なのであった。 「ひぇぇぇぇぇ・・・」 回れ右をして逃げようとする紅零の襟をがっしりと掴み、背負い投げの要領で幽霊に投げる苓紗。 幽霊をすり抜け、壁に激突する。さっきまでいた場所では・・・ 「幽霊ってホントに実体ないのねー」 と感心している二名がいるのだった。と、幽霊が紅零に近づいていった。 「ふぇぇぇ・・・」 半泣き状態でまったく動けない紅零の目の前に来ると・・・ 「・・・あれ、紅零じゃんか」 「は?」 「は?」 「は?」 三人同時に「は?」の合唱。 「何紅零。アンタ幽霊にも関係者いるの?」 「いるはずないよ・・・でも・・・」 ああそうか、と納得。この部屋にいるってことは・・・ 「君・・・甲斐君か。」 「そうそう、よく覚えているな!甲斐 敏史、ここに参上だぜ!?」 「あー・・・死んだ後もそのテンションって変わらないんだ・・・」 「当たり前よ。死即ち永遠に保存だからな。その時点から何も変わらないんだぜ?」 「へー・・・地獄は楽しい?」 「勝手に地獄行きにしてくれるんじゃねえ。つーか天国と地獄なんてものないわ」 「そうなの?」 「そうそう、昔の有名人もいれば俺死刑囚!みたいな奴もいたもんなー。あととりあえずそこの二人誰よ?」 目の前に広がる不思議空間にピクリとも動かない苓紗と啓華を指差す二人。 まあ怯えまくるであろう紅零が幽霊とフレンドリーなのだからしょうがないとも言える。 「・・・ボクの今の友達。名前も言ったほうがいい?」 「いや、いいよ。どうせこれから関係することはないし。とりあえず・・・紅零、どっちが本命よ?」 「・・・ホントに君は相変わらずだなぁ・・・どっちもいいでしょ?」 「お前・・・二股か!最低だなおい!!何時からそんな奴になっちまったんだお前は!!!」 「違うから・・・とりあえず幽霊が騒ぐのやめようよ・・・」 こんなことあの二人に聞かれたらなんて言われるかたまったもんじゃない。明らかに既に聞かれてる気がするが呆然として聞いてなかったら重畳だろう。 「で、何でこんな所に来てるわけ?」 「いや、あの二人がここに来ようってさ・・・ちなみにここ、この前心霊スポットとして紹介されてて・・・」 「あー・・・だから最近騒がしかったのか。はた迷惑な」 「君は何で現世にいるの?」 「純粋によくわかんね。死の世界にも行ってるんだけどさー。実際今もいるんだぜ?でもこっちにもいるんだよ今の俺。」 「二つに分かれてるってこと?」 「まあそうかなー。まあでも久しぶりにお前見れたからいいや。これで一つになったらお前のおかげだぜ?」 「なんか複雑だなぁ・・・嬉しいけど気持ち悪いよそれ」 「・・・そうだな、俺も吐き気がする。と、そろそろ消えるぜ俺。何かに引っ張られてる」 「一つになるのかな?」 「おそらくな。とりあえず楽しかったぜ紅零。お前が爺になって死んだらいの一番に話しかけてやるさ」 「・・・若くして死にそうだけどね・・・」 「いいじゃねぇかモテモテだなお前。羨ましすぎて呪いたいくらいだぜ?」 「幽霊が言うなー!」 「あっはっは。じゃあまた死界で会おうぜー!」 そう言うと甲斐はどんどん薄れていって消えた。冗談に聞こえない冗談を言い残して。 今度病気にかかったら彼のせいにしようと思った紅零であった。 「さて・・・と。苓紗ー、啓華ー。起きてよー?」 両手を二人の前で振る。ヤバイ、本当に気を失ってる。 「うーん・・・でも叩いたりしたら・・・」 何されるかわからない。彼女たちが気付くまでこの場所に残らなければならないという気まずさがある。 「・・・甲斐君・・・もう一度戻ってきてくれないかなぁ・・・?」 そう言わずにはいれないのであった。
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よくわからない辺境へようこそ。 とりあえず右がメニューです。好き勝手見ていってください。 一番下は・・・勇気がある人のみご利用ください。
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Name 霧咲 燈夜 Age 22 Height 182cm Weight 75kg Hair Red Eye Red Race Human? Fight Type Sword Dance キャラ解説 初期オリジナルメンバー中、初の成長キャラ(苦笑 Aliceと関わってからすでに五年。燈夜は不思議な能力を得ていた。 いや、得てしまったと言うのが正しいのかもしれない。―――あれは事故なのだから――― 世界の狭間を超える能力・・・故に彼は”世界移動存在”と呼ばれるようになった。 前代未聞のその能力に誰も彼もが震撼し、そして羨望を持った。 もし違う世界にいればどんな自分がいるのだろうか・・・? もしその世界の自分は大成しているとしたら・・・? 誰もが一度は考えたことがあるであろう『世界転生』を実現できる能力を燈夜は持った・・・と思われた。 しかし事実は違うのだ。 素晴らしい能力には代償が必要。『等価交換』が全ての世界の絶対なる掟。無論、『世界転生』も。 その代償は史上最悪といっても過言ではない。その上、自らには害がないというのがさらに最悪なのである。 他人の犠牲の上で成り立つ『世界転生』。それには自らが施行者になってみないとわからない苦悶がある。 まだある。この『世界転生』、自らの意思ではどうにもできないのだ。 勝手に発動し、燈夜を違う次元の世界に移動させるのがこの能力。その効果はわずか一ヶ月。 時間軸はどこでも一緒。だが、移動した先に何があるのかはわからない。どこに出現したのかもわからない。 世界に転生した瞬間に死ぬ可能性もあるのだ。それはかなりいただけない。 しかし、この能力が燈夜を成長させているのは言うまでもない。 各々の世界で出会う人々との交流、時には戦闘、まあある時には深く悲しい出来事などなど・・・ 精神的にも身体的にも非常に成長しているのである。それはいろいろなところで活かされている。 この先、限りなく近く果てしなく遠い世界で何が待っていて、それがどのように彼に影響するのか・・・ 当然ながら誰も知らない。燈夜も。もちろん、いたとしたらの話だが神でさえも。 特殊能力:『世界転生』 『転生』っていう言葉が入ってますが生まれ変わりません。生まれ変わりますが。一言で言うと 『別の世界の他人に”寄生”し、その身体を乗っ取る。』これが一番簡潔。 誰が寄生されるかはまったくのランダム。下手すれば国家の首脳クラスに寄生することもある。 つまりは、 1、寄生する『他人』が無作為に選ばれる。 2、燈夜の精神(?)が『他人』に寄生する。 3、乗っ取り完了。 実に簡潔。ただし、ただの寄生ではないのがこの『世界転生』。 寄生された人物のあらゆるデータはその世界から完全に抹消される。 そして新たに”霧咲 燈夜”という人物がその世界に現れる、ということ。 つまり誰かを無に帰して、その代わりに燈夜がその世界に現存するということなのである。 転生した後の姿はどの世界においても燈夜そのものである。 武器:『焔閃・群影』 二双剣。例を挙げるなら干将・莫耶と同じようなもの。 ただ、スケールがまったく違っていてこの二本は両方とも2m級の大剣である。
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「ジンコウガクエン」における評価のうちの一つ。 初期好感度のうちの一つで、性格的に相性がいいか、または部活が同じ相手に対して設定される評価。 初期評価の中では真ん中くらいに位置される評価なのだが、それでよくわからないって結構ひどい。
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いみがわからない【登録タグ MEIKO い 曲 涼介P】 作詞:涼介P 作曲:涼介P 編曲:涼介P 唄:MEIKO 歌詞 異動した先は今流行の店 売上急上昇 仕事もきつい やり手の店長エラソーな顔で オレにこんな指示を与えてくるんだ 「涼介君は社員なんだから」 「他のバイト達の見本になるように」 「通常の三倍のスピードで」 「仕事してもらわないと困る」 意味がわからない 意味がわからない これでも朝早く来てるっていうのに もしもこの三倍で動いたら 戦艦五隻は落とせるってもんでしょ 意味がわからない 意味がわからない 電話ばっかしてるヤツに言われたくない 大声で笑いながら 「これでもデキる店長だから」 それでも我慢して仕事していると エラソーなパートさんに呼び止められる 自分の仕事進めたいのに 倉庫に 連れてかれ冷めた視線でこう言うんだ 「涼介さんはまだきたばかりで」 「仕事に慣れてないと思いますけれど」 「ここではここのやり方がありますので」 「ちゃんと従ってくださいね」 意味がわからない 意味がわからない すごい威圧されたんじゃないでしょうか 経験(キャリア)が長いか仕事ができるか そんなん知らないんですけど何か? 意図がわからない マジ笑うしかない できれば早く帰ってニコニコ動画が見たい テキパキポキポキあの人 YAVAIO 全部仕事持ってかないで この仕事はとってもやり甲斐があるし プライドチキンなオレにも優しい会社 でも毎回重箱の隅をつつくようなこと 言われるとやる気もなくなっちゃうよ (死ねばいいのn…あ、違った) (1,2,3) 意味がわからない わけがわからない よかれと思ったことは全部裏目に出て クレームとアクシデントでオレの カブは大暴落 味噌汁にしてしまえ 惰性で生きてるオレだせぇってな具合に 各車にオクレが出ておりますけど お休みの日にここで歌うために 頑張っちゃってますよ ( ^ω~)たのしいお ξ*’ワ’)うっうー コメント 私の事ですねわかります。 -- 名無しさん (2010-01-02 14 54 03) コレ大好きすぎるww涼介Pがんばれ!! -- 名無しさん (2010-01-13 04 48 01) がんばれ!!・・・がんばれ!!!!! -- 名無しさん (2010-01-13 08 33 28) やり方があるので、では? 間違いならすいません -- 名無しさん (2010-01-28 02 56 22) あ、私の友達の事か。 -- 祐希 (2010-09-01 23 04 44) 皆たいていエラソーなんですよね…畜生 -- なつ (2010-10-07 16 20 02) こんなトコで働きたくないわぁ! -- 腐宇化 (2011-06-18 13 08 12) しねばいいのn…の所で毎回吹くんだがwww -- 榎 (2011-10-18 18 50 25) 頑張れ。 -- ジョンボヴィ (2011-12-03 17 01 15) ユーチューブで検索してもでてこなかった -- 名無しさん (2012-07-26 07 58 38) この曲大好きwww -- 名無しさん (2012-12-27 12 47 19) なるほど、わからん← -- 征真@金爆ラブぃ (2013-01-28 05 40 39) 5↑同感www -- 良太 (2016-10-14 11 44 03) 名前 コメント
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そういえば学校ずっと行ってない 連立方程式なんてわからない あきらめずに 勉強やりなおしてみるけど すぐにフーゴに刺される ギャングが忙しいからと 言い訳はすぐに作れるけど 何日たっても何日たっても成績がよくならないよ あの数学何回やってもわからない フーゴに頭下げてみるけど またまたフォーク飛んでくる 数学ばかりに気をとられてたら国語も理社もわからない だけど卒業だけはするために 組織使って学校に圧力かけておく 気が付いたら ナランチャが血祭りになってる 僕は吐き気催す恐怖覚える あきらめずに 何度も数学やりなおしてみるけど 計算が合わないよ 国語も理科も社会も 全部やらなくちゃいけないのに 何回やっても何回やっても数学が わからないよ 一次関数をはじめ さっぱりわからない 単純計算で間違えられるとフォークいっぱい飛んでくる やっと身に付いた公式だってギャングしてる間に忘れる だけど痛い目にあわないために 僕は組織裏切りフーゴと別れておく ギャングが忙しいからと 言い訳はすぐに作れるけど 何回やっても何回やっても勉強がわからないよ あの数学何回やってもわからない ナランチャが学校に憧れてたから僕は彼の意志継いで 勉強もギャングも両立しようと あがくけれどもできない だけどできるようになるために 僕はフーゴ探して頭下げにいく (わからないよ~)
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「・・・だるい」 彼は風邪を引いていた。何年ぶりの風邪であろうか。 小学校に入学してから高校三年になる現在まで皆勤賞。病気もなければ怪我もない。 頑丈が取り柄だった彼の身体は今、風邪でダウンしていた。 「ぁー・・・今何時だ・・・?」 ベッドから抜け出す気力もなければ身体を起こす気力もない。 そんな素晴らしく気だるい身体を動かして目覚ましを手に取る。 無機質で不恰好な目覚まし時計が指す時刻は夜の11時。 今日は何時間寝ていただろうか。 「・・・さすがに・・・この時期になるとこの時間帯は・・・寒いな」 既に10月。もう2月経てば今年も終わりである。 そして最早深夜とも言える時刻。寒いというのも無理はない。 もう一度言うが、彼は風邪を引いていたのである。 「こういうときに一人暮らしはつらいな・・・何もかも自分で対処しなきゃいけない」 いくら病人といえども腹は減る。そして薬を飲まなきゃいけない。 飲まなきゃいけないわけではないが飲んだほうが早く治るはずだ。 「何か食べ物・・・と、あった」 見つけ出したのは庶民の味方、インスタント麺。 お湯を入れればあとは勝手に出来るのを待つだけという素晴らしいものである。 とりあえずお湯を入れようとするがよく見てみると電気ポットの表示が『70』と出ている。 70℃しかないのはまずい。ラーメンにするには温過ぎる。 再沸騰ボタンを押し、その間に風邪薬を探す・・・しかしない。 「そうか・・・風邪なんて引かないから今まで必要なかったんだよな」 まだまだ沸騰するには時間がかかる。 その間に彼は風邪薬を買いに近くの24時間営業のスーパーに出かけることにした。 スーパーと言っても奥様方の味方だけではなく、薬やゲームなど色々集まったまさにスーパーなスーパーなのである。 そのスーパーに行くには彼の住むマンションに隣接する公園を突っ切るのが近道である。 この公園、広いわりには何もない。緑化公園とでもいうべきか。あるのはただベンチばかり。 子供達が遊ぶにはおおよそつまらない公園だ。 夜になるとさらに酷い。人っ子一人見当たらない廃墟と化す。 もちろん、今現在この場所には自分しかいない。 「相変わらず夜になると不気味な公園だ・・・というかこれじゃただの・・・」 魑魅魍魎だ、と思ったかもしれない。 あるいはただの金の無駄遣いだ、とも。 とにかく、足早に通り過ぎて目的地のスーパーへ。 薬のほかにパンやインスタント麺等食糧を買って再び公園を通り過ぎる。 やはり誰もいない、生けるものが何もない無機質な世界。 蛍光灯の光と月明かりに照らされるこの世界は雑音に塗れる外の世界とは一線を引いていた。 家に戻るとちゃんと沸騰していたので粉末スープやら何やらを入れてお湯を入れる。 その間に体温計で計ると表示は『38.8』と出ていた。 「・・・明日も休めってか。」 やはりこんな寒い中を歩いたことがまずかったのか。 37度台に下がっていた体温は再び急上昇していた。そういえば確かに若干の眩暈がする。 とりあえず3分経って完成した食品添加物の塊で腹を満たし、買ってきた薬を飲んでベッドへ。 やはり身体は相変わらずダウンしているらしくすぐに眠気に襲われた。 なんてことないごく普通の日常。 ただ一つ、彼が風邪を引いているという異変以外はいつもどおりの日常。 この平穏がこのまま続けばよかったのかもしれない。 しかし、彼を取り巻く物語はこれから始まる。 いつも通りの時間に目覚ましが喚く。 午前6時。いつもならさっと起きて朝飯の用意。 それを食べてからシャワーを浴びて制服を着れば準備OK。いつもと同じ気だるい学校生活が今日も始まる。 そういう予定だったが無感情な体温計は『38.0』と表示している。 6時間の睡眠じゃさすがにどうにもならないらしい。 「・・・面倒だがしょうがない。奴に頼もう」 ベッドから抜け出して机の上にある携帯で手に取る。 かけるはもちろん幼馴染で親友であり悪友の彼女に。 「もしもし~?」 「命刻か?今日も休むと担任に言っておいてくれ」 「・・・もしかしてサボり?」 「お前と一緒にするなたわけが。病欠だ病欠。」 彼女の名は柊 命刻。 幼稚園からの腐れ縁でクラスもずっと一緒という絵に描いたような幼馴染。 何気に勉強も出来て運動神経抜群、ついでにルックスも極上とこれまた絵に描いたような秀才。 ただ、放浪癖があるわ遊び癖はあるわ悪巧みはするわと性格が捻くれている。 素晴らしい脳ミソをわざわざ悪巧みに使いさらに証拠隠滅もお手の物。まさに極悪非道な悪友である。 ちなみに被害を被るのは決まって俺だ。まあ教師達もどうせあいつの仕業とわかっているので説教も軽い。 「幼稚園からずーっと休みなしだったのに今更風邪引くなんてどういう風の吹き回しよ」 「知るか阿呆。何も考えちゃいないウイルスどもに聞いてくれ」 「はいはい。とりあえずちゃんと先生には伝えておくわよー。あとついでにちゃんと安静にしなさいよアンタ」 「さっさと治して学校行けるようにしておく。俺がいなきゃお前は何も出来ないからな」 「アンタこそ何言ってるのよたわけ。それじゃまたねー」 プツンと電話が切れた。これで今日のするべきことはした。あとは眠るだけである。 重い身体を動かして再びベッドの中へ。とたんに睡魔に襲われる。 程なく、意識は暗闇に沈んでいった。 夢を見る。久しぶりの夢。そして異様な夢。 自分が住むマンションに隣の公園で 月明かりに照らされて何か得体の知れない、黒くてでかいモノと対峙している自分。 傍らには赤い髪の少女がいて、 自分の周囲は血に塗れ、 でかいモノは不吉な笑みを浮かべ、 そして 自分の指は鋭い爪となっていて――― 目が覚めた。不気味な夢を見たおかげで夏でもないのに全身汗びっしょりだ。 「・・・なんつー夢だ・・・」 自らが人外となっている夢。 何故こんなものを見たのかわからないが妙にリアリティがある夢だった。 わざわざ眼下にある公園が舞台というのがさらにそのリアリティを増進させている。 時計が指すは昼の12時過ぎ。まだまだ体が重いがこれではどうせすぐには寝られまい。 服を着替えた後に気分を変えるために外出した。 目的地は夢に出てきた公園。 昼間はただののどかな公園である。あんな物騒なこととはまったく縁がない場所だ。 一通り歩き回った後、ベンチに座って休憩&日向ぼっこ。 「ふー・・・風邪だってこともあるがさすがに動き回ると・・・暑い。」 10月にしてはなかなかに暑い。 今年は年始から異常気象だかなんだか言われ続けているが確かにこれでは納得だ。 ちらほら人を見かけるか大半は半袖だ。 その中にただ一人暑っ苦しい格好をした奴が一人――― 「ん・・・?」 どこかで見たことがあるような顔だった。 均整の取れた顔立ち。ダークブルーの長い髪。赤みがかった瞳。 姿が明らかに日本人離れした少女がこちらへ向かってきている。 そして彼女は何も言わず、そのまま彼の隣へ座った。 「・・・おーい・・・」 もちろん、彼としては意味不明である。 他に空いているベンチがあるのに何でそっちに座らないのかとか。 どっかで見たことのあるような少女がいきなり現れたりとか。 何故この少女はこんなにも具合が悪そうなのかとか――― 「・・・って、おい。大丈夫か?」 呼びかけてみるが返事はない。返ってくるのは苦しそうな呼吸音だけ。 病人が病人を引き合わせるという話は聞いたことがないがそんなことはどうでもいい。 とにかくどうにかしないと、と思ったときには既に彼女を抱えあげていた。 「まったく、昨日から不思議な事ばっかり起きやがる・・・!」 これが彼―――浅河 翔と彼女―――シェリス=キュエルの奇妙な出会いだった
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【作品名】 ガヴリールドロップアウト 【ジャンル】 アニメ 【名前】 よくわからない魚 【属性】 サターニャが魔界の湖で獲ってきた魚 【大きさ】 30〜40cm程度 【攻撃力】 尻尾でサターニャの顔面を引っ叩いて尻餅をつかせる 【防御力】 魚並み。陸上生存可(というか陸上にいるシーンしかない) 【素早さ】 頭上数十cmからサターニャが振り下ろしてきた包丁を横跳びで回避 60〜70cm程の距離からサターニャが反応できない速度で飛びかかる。その速度で移動しながら【攻撃力】欄の攻撃を行ったため戦闘速度もそのくらい 【長所】 魚にしては強いか 【短所】 不味い 【備考】 作中ではこの魚もサターニャと呼ばれているがややこしいのでこっちの名義でエントリー 【備考2】 サターニャ…悪魔の女子高生。人間の女子高生よりも遥かに身体能力が高い 参戦vol.8 870 vol.8 874格無しさん2023/05/04(木) 22 19 48.47ID chgb4Ztm 875 よくわからない魚考察 撃破実績が運動神経のいい女子高生程度なので一般成人男性である国王以降勝つのは難しい ○ミスター・ホットドッグ 飛びかかって勝ち ○おむすび君 飛びかかって勝ち ○鈴木ビデ男 顔面を尻尾で引っ叩いて勝ち ○ザコ 普通の高校生男子= 普通より遥かに身体能力が高い女子高生くらいか?勝ち 一応一般人の壁上も ×国王 小柄な成人男性でも流石に普通より遥かに身体能力が高い女子高生よりは上なはず ×アイコンゴースト 太めの成人男性でも以下略 ×カニベース けっこうタフ、反撃くらって負け ×パトランプ 無理 (一般人の壁) よくわからない魚>ミスター・ホットドッグ 875格無しさん2023/05/05(金) 00 37 41.60ID vWzYvYuu 874 考察乙
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目は口ほどにへ コメントフォーム 名前 コメント ↓のお二方ありがとうございます。 週刊の方は、ぼちぼちな感じです。 締め切り守らないと・・・ (汗 -- 8-784 (2009-05-14 17 57 36) 可愛いな!!これだけであと二年待てるさ!! 週刊の方も期待してます。なんせあなたが一番好きな作者ですからね!! 続きも週刊も期待してますよ~ -- 名無しさん (2009-05-14 05 01 58) 2人とも可愛いよ!!! -- ニコ (2009-05-14 01 38 44) ↓のお二方、ありがとうございますー。 週刊こな☆かがの挿絵作業があるので次回は来月になるかもしれません。 レイニー止めのままお待ちくださいw あ、週刊こな☆かがの方もよろしくお願いしますねw 私なんかより上手い人だらけですので。 -- 8-784 (2009-05-13 17 27 59) ↓同じくです。 あなたの書くこなたとかがみは、素晴らしい! -- 名無しさん (2009-05-13 00 47 32) 4コマ目でやられました -- 名無し (2009-05-12 23 26 58)
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09年5月13日対巨人戦、 村田がハマスタのヒーローインタビュー中に言った言葉。 わからないのは、同じくお立ち台に立った山口のこと。 この日の試合は、9回表・2点のリードで抑えの山口が登場。 2アウト2・3塁の場面で、打者に内野フライを打ち上げさせたが セカンドが落球し同点になってしまう。 9回裏、先頭打者の山口はそのまま打席に立ち、センター前へヒットを放つ。 それをきっかけに満塁へ持ち込み 村田がデッドボールを受け(*1)、サヨナラ勝ちになった。 ヒーローインタビューで、村田は山口に 「クローザーで出てきて、2点取られの、 サヨナラのケースで先頭でヒット打って、 お立ち台に立ってる意味がわからないですけどね」 とツッコミを入れ 山口は「すいませんでした!」と謝り恐縮。 インタビュアーは 「9回の裏、先頭バッターで、ナイスバッティングでした」 「なんでバッティングの話聞いてるのか、私も意味がわからないんですが」 と、山口にヒットやサヨナラの時の感想を聞いていた。 球場のお客さんからは笑いも起こり 普通ではありえないヒーローインタビューを楽しんでいたようだった。 ☆☆2009横浜実況スレ 5/13 読売戦 part3☆☆ http //yobi.livebays.net/09ji/5gatu/1242215831.html ☆☆2009横浜実況スレ 5/13 読売戦 エピローグpart1☆☆ http //yobi.livebays.net/09ji/5gatu/1242217091.html ハマ9回“娯楽笑〜”村田、かすり死球でお立ち台 http //www.zakzak.co.jp/spo/200905/s2009051403_all.html 馬鹿試合